
こんにちは!
いつも癒しの木へご来院いただき誠にありがとうございます。
(今回のブログは、ちょっとだけ、専門的なお話をさせていただきますね)
東洋医学では、私たちの体は「気血水」の3つの要素から成り立っていると考えます。
西洋医学は病理学や解剖学に基づいた医学ですが、東洋医学は陰陽五行説という中国の古代思想に基づいています。
西洋医学でいう「腎臓」は、尿を作って老廃物を排出したり、血圧を調整したり、血液や骨を作る働きがあります。
東洋医学でいう「腎」は、同じような名前がついてますが、同じ働きをしているわけではありません。重なる機能もありますが、もう少し広い概念があり、根底に「気」という考え方があります。
腎は親からもらった、いわば生まれながらに持っている生命エネルギーのようなもの=「先天の気」が蓄えられる臓器です。
五臓(肝心脾肺腎)の中でも、かなめの臓器と考えられているのです。
なので、腎を補うツボを刺激することは、冷えや老化を防ぐ効果があります!
気が流れる通り道を「経絡」と呼び、経絡の上にあるのが「経穴」すなわちツボです。
腎に関係する経絡は、腎経と膀胱経です。
腎経は足の裏の「湧泉」というツボから始まり、鎖骨あたりまで巡っています。
湧泉は腎の気が泉のように湧いてくるツボで、ここを刺激すると足の冷えやむくみが取れ、血行も良くなります。
また冷えの特効ツボとして有名なのが、「三陰交」です。
このツボは腎経、肝経、脾経の3本の経絡が交わるところにあり、女性のトラブルに効く万能ツボといわれてます。
ツボを刺激すると経絡を通じて調子の悪いところに、間接的に働きかけ、からだの調子を整えることができます。
はりやお灸をすることで、さらに代謝や免疫力が上がります。
鍼灸治療を受ける際、
全身の力を抜き、リラックスした気持ちでいると身体の変化に気づきやすいです。
特に感受性の高い方は、
腕に鍼をしていると、指先までじわーっと温かくなってきたり、足に鍼をしているのに、首の方が楽になったり、腰がふわっと軽くなったりします。
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