
― 体の奥にそっと届く、東洋医学のちから ―
「鍼(はり)とお灸って、何が違うんですか?」
施術中に、女性の患者さんからとてもよくいただく質問です🙋♀️
なんとなく「効きそう」「体に良さそう」というイメージはあっても、
実際にどう体に働くのかは、少し分かりにくいですよね🧐
今日は 鍼と灸、それぞれの役割と違いについて、
できるだけ分かりやすく、少しだけ専門的なお話をしてみたいと思います🤓
鍼とは ―「巡り」をつくる刺激
鍼治療は、髪の毛ほどの細い鍼を使い、
体の表面から気・血・神経の流れに働きかける治療です✨
東洋医学では、体の中を
・気(エネルギー)
・血(栄養・潤い)
が滞りなく巡っている状態を「健康」と考えます🍀
鍼はこの巡りの滞りをほどき、道をつくる役割を持っています✨
女性に多いこんな不調に
• 肩こり・首こり
• 頭痛・眼精疲労
• イライラ・不眠
• 生理痛・PMS
• 自律神経の乱れ
「なんとなく重たい」「スッとしない」
そんな目に見えない不調に、鍼はとても相性が良いのです。
鍼をすると
✔ 体がふわっと軽くなる
✔ 呼吸が深くなる
✔ 頭が静かになる
これは、気の流れが整い始めたサインです✨
灸とは ―「温めて、育てる」治療
一方、お灸は
温熱の力で、体を内側から養う治療です。
お灸の熱は、じんわりと深く伝わり、
冷えた体・弱った内臓・不足しているエネルギーを補います。
特に女性は
・冷え
・血の不足
・内臓の疲れ
を抱えている方がとても多いです。
灸が向いている症状
• 冷え性
• むくみ
• 生理不順
• 胃腸の弱り
• 疲れが抜けない
• 免疫力の低下
お灸をすると
✔ お腹や足先が温かくなる
✔ 眠くなる
✔ 心が落ち着く
これは「体が安心した」サイン。
お灸は、がんばりすぎた体をほっと緩めてくれる治療です。
鍼と灸、どちらが良いの?
実は、
鍼と灸は対立するものではなく、補い合う存在です。
• 鍼 → 巡りをよくする
• 灸 → 温め、育てる
巡らせるだけでも足りないし、
温めるだけでも整いきらない。
だから当院では、
その方の体調・体質・その日の状態を見ながら
鍼と灸を組み合わせて治療しています。
鍼灸治療は「体と心を同時に整える」
鍼灸は、症状だけを見る治療ではありません。
「最近、無理していませんか?」
「ちゃんと眠れていますか?」
体に現れるサインの奥には、心の疲れや、生活の積み重ねがあります。
鍼と灸は、
体を通して、心にも静かに働きかける治療です。
がんばる女性こそ、
「整える時間」を、どうか大切にしてくださいね✨


